未だフレブルラバーの記録。

脱ペットロス。今までとこれから。

昔の床屋さんの滅菌用キャビネット。

こんばんは。

 

今日は趣味と仕事の延長線で集めた物の中から、

なんだか手放せなくて現在に至るお気に入りの一点を紹介させて下さい。

 

部分的にかすれて何となく読める程度に残った『Sterilizer(滅菌器)』の文字。

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恐らく今でもこれとは姿や仕組みは違うと思いますが床屋さんなどで使用しているところがあるはずです。

 

床屋さんといえばアメリカでは『Barber Shop』

 

このキャビネットを見た時、正にそんな古き良き海外のBarber Shopを連想しました。

 

観音開きで中央のハンドルを回して開閉します。

 

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調べたところではハサミや剃刀などの器具の滅菌に使用する道具らしくこれは昭和初期くらいの品のようです。

 

Berber Shopは私のイメージで、本品が使用されていたのは恐らく日本でしょう。

 

私の品には日本語の表記は一切有りませんが、

同型で日本のメーカーさん?のロゴプレートが付いた物や観音開きじゃなく片側だけのものなど数種類見た事があるので年代によってなのか色々なタイプが作られたみたいです。

 

今は電気式が主流のようですが、

当時は熱湯の蒸気で滅菌していたとのこと。

 

その仕組みははっきり調べがつかなかったのですが、中の棚板が網になっている事からその網目を通り蒸気が全体に行き渡るようになっているんだと思います。

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外側の素材は主に真鍮で4面ガラス張りです。

 

実は後ろのガラスの一部が購入時から少し割れていて前の所有者が紙テープで補修してるのですが、

これの良いところはガラスがはめ込み式なのでやろうと思えば交換も可能なところ。

 

私はその補修している感じもテープが焼けてたり雰囲気が良いのでそのままにしてますが、

今後交換するのも全然ありだと思っています。

 

棚板も取り外せるので(※写真も一段抜いた状態です。)ショップだったら棚板をガラス板とかに替えてアクセサリーや時計とかのディスプレイには最高だと思います。

 

と、言いながら私はと言うと現在宝の持ち腐れ状態😅

せっかく卓上に置ける小振りなキャビネットなのに床に置いてるし、入れてる物もそんなに考えていない。。

 

あ、でもこの小さな木のサルだけはぶら下げて正解だったと自画自賛してます。。

 

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一度はこれが好きそうな知り合いが店を開いた時にお祝いであげようかとも考えたんですけどなんか手離せなかったんだよなぁ。

 

だから大事にしようと決めた品の中の一つです。

 

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以前より時間も出来たし、もうちょっとこいつが映えるようなディスプレイをゆっくり考えようと思います😊

 

気になった方は国内及び海外のオークションサイト、または古道具屋さんなどをこまめにチェックしてるとたまに出てきます!

 

最後までありがとうございました。