LINE Creators Studioで LINE スタンプを製作。
今日はLINEスタンプの話。
アプリのリリースからは約2年くらい経つのでしょうか?
手軽にアプリ内で自作のLINEスタンプが製作出来る
『LINE Creators Studio』
私もLINEは毎日使いますし、スタンプも大好き。
それこそフレブルので新しいスタンプ出て無いかなぁ・・と愛犬の生前から日々チェックしてました。
自作で作れるこのアプリの存在を知ってから、
もちろん愛犬で作って見ようかな。。と考えた事はこれまでにも何度かあったんですが、
その時はそこまでの情熱と必要性を感じなくて暫く忘れていたんです。
最近では気のおもむくままに好き勝手な内容を綴っているこのブログですが、
きっかけは愛犬をずっと忘れない様にという思いから始めたものでした。
亡くなった愛犬でスタンプ製作・・
正直、色々な思いが邪魔して果たしてこれはやって良い事なのだろうか?と一瞬悩みました。
この件に関して当てはめるのは少々大袈裟かも知れませんが、
自分のこれまでの人生、悩み過ぎて失敗したり損したり本当に多々あった気がします。
簡潔に言うなら悩み損。
なのである時期からスパッとそんな私自信の嫌いな部分とは別れを告げてまずはやってみると決めました。
それはこのブログのスタートにも繋がりますが、
スタンプも同じ思いで作ってみました。
私が作ったのは少し前なのですが、
その時はまだCreators Studioで製作したものでも一度販売開始した後に自分自身も購入しなければスタンプが使用出来ませんでした。
ただその後、先月6月26日に改定があったようでCreators Studioからリリースしたスタンプは本人に限り無料でダウンロード出来るようになったようです。
※その代わり収益を考えてる方はCrealtors Studioアプリからリリースした場合、『売上の分配金がゼロ』になるそうです。
※これまでのように分配金を受け取りたい場合は、
『LINE Creators Market』からリリースする事でこれまでのように分配金が受け取れるとのこと。
私は自分達が使えれば良いと思い、販売後に私と妻が購入して販売を終了しました笑。
スタンプと言っても私はど素人。
元々そこまで凝るつもりも無かったし、技量も無い(⌒-⌒; )
私達が日常で使いそうなスタンプとして作ったのでその殆どはただ画像を切り抜き、至って普通なコメントを足しただけのシンプルなもの。
全てをCreators Stdioアプリのみで完結してます。
スマホ上での操作なので切り抜く際にはかなりプルプルしながらも集中し、細かいところは拡大して消しゴムツールで一個一個丁寧に消しながら作業していきました。
画像が荒い写真もあったし、うちの子はおばあちゃんになってからは白黒グレーのグラデーションになってたので、自動切り抜きすると白目と口周りの白いとこだけ残ったり、なかなか切り抜きツールと私を悩ませました💦
最低8個から販売出来るのですが、なんとか振り絞って16個での販売を目指しました。
この完成図。。あーあ、やっちゃってんな。
その通りなんです。殆どを白の文字にしてしまった為白バックでは全く文字が見えません。。
私達はシンプルな水色の背景なんでまぁこのままで使えてます。
数日の作業は愛犬を思ってたり完全に無になってたり、何にせよ楽しかったに尽きます。
笑っちゃう出来かも知れませんが初にしては上出来だと自分には言い聞かせ、納得したところで申請しました。
そう、ご存知の方は多いと思いますが実際の販売の前に審査があるんです。
どこまで平気なのか?もしかしてこのおもちゃの画像がどっかのメーカーさんのでアウト!とか言われるのか?
そんな思いもありながら待つこと5日くらいだったかな?
審査に合格し販売可能との通知が!
即座に販売開始して1番に購入!
早速、仕事中の妻にスタンプを送信。
コソコソ作っていたのは妻も気付いていたものの、実際に馴染みのあるLINEの画面上に現れるスタンプ化した愛犬には驚いたようで即座に購入し、
私にも愛犬スタンプで返してきました笑。
そしてその後販売を終了しました。
色々な死後の捉え方、亡くなった愛犬との向き合い方が皆様それぞれにあると思います、
作ってはみたけど最初使っていると悲しくなるんじゃないか?とも思いました。
確かに時にあるにはあるのですが、それ以上に笑えるし、生前同様たまに登場してくる愛犬に癒されることの方が多く作って良かったと思います。
もちろん私も妻もそればかりを使うという訳では無いので、様々なスタンプに混ざって突然愛犬で返って来たりすると思わずニヤけてしまいます。
今回私は写真でしたが、作り方は様々です。
興味を持たれた方は是非試してみてはいかがでしょうか。
最後までありがとうございました!
BURGER WARS ハンバーガー 戦争 と Beef (ビーフ)
少々バタバタしていて久し振りの投稿となりました!
先日衣類を整理していたところ懐かしいTシャツが出て来たのでご紹介します。
私は企業のアドバタイジング雑貨なども扱う職場で長年働いて来ました。
昔程では無いにしろ、職業柄仕事に関係無くふらっと入った古着屋さんや、
ネットオークションなどでも特に気になっていたのが主にファストフード系のTシャツ。
とは言ってもほとんどを手放してしまった今、
残ったもので今回の投稿のきっかけになったのがこちら。
2枚は『Wendy’s(ウェンディーズ)』の物。
もう1枚の『Burger King(バーガーキング)』は、
割と最近たまたま見ていたメルカリで久々に職業病が発症し思わず買ってしまった物。
でもこのジャンルも状態の良い物は年々球数も減って来ているので出会ったら即決して正解の世界になって来た気がします。
まず、ウェンディーズのTシャツはどちらも1984年のコピーライトが入った品です。
購入自体はリアルタイムでは無いですが、それでも20年くらい前になると思います。
購入当時はただ単に、
『お、ウェンディーズのTシャツだ!謎な婆さんの感じも良いじゃないか!』
と、その程度の理由での購入でした。
このTシャツ自体はどちらもそこまで珍しい物という訳でも無く、
その後も何度か海外でも、日本の古着屋さんでも目にしてますし色も何色か存在するはずです。
過去の投稿を読んで下さっている方はご存知の通り、私はヒップホップにドップリの青春時代を過ごして来ました。もうこのTシャツを手にしていた時は20代でしたので青春でも無いですが、そんな日々を送っていたある時期からやたらと、
『BEEF(ビーフ)』
という言葉を耳にするようになります。
『牛肉』
そりゃ、一瞬はそう思いました。
でも文脈からすぐに、あーたぶんスラングで少なくとも良い意味では無さそうだぞ?
と思いました。
『ラッパーのあいつとあいつのビーフが激化して・・・』
その後も主にラッパー同士の抗争の際に良く耳にする事に。
なるほど。しかし何でBeef(牛肉)なんだよ??
その謎を解き明かしてくれたのがこのウェンディーズのTシャツにある
『Where’s the Beef?』でした。
※CM動画でライセンスが不明な為、埋め込みでは無くリンクにさせていただきますがどれも面白いCMなので是非見てください!
まずはTシャツの婆さんが登場するこちらのCM2本。
ライバル店のパテの小ささを指摘し威嚇する歴史に残るキャッチコピーが生まれたCM。
婆さんの80s感満載の激しいドライビングでライバル店のドライブスルーに乗り着けるCM。
どうでしょう?
『Where’s the Beef?』
簡単に言ってしまえば、自社のパテに絶対的な自信を持っていて、他社のパテのクォリティに対して
『牛肉はどこだい?』と威嚇している笑。
この大ヒットCMがきっかけとなり、不平、不満、いざこざや対立を表す表現の一つとして『Beef』が使われるようになったようです。
ただ、Beefは何もヒップホップ界だけでは無くもっと広く一般的にも使用されるそうで、意味も物事においての重要な『中身』や『内容』を表す言葉としても使われるようになっていったようです。
Wendy’s は2011年に上のTシャツを使って新たなCMを作っていました。
古着屋でTシャツを見つけた青年がそのTシャツを着て街を歩くと色んな人に声を掛けられ、
最後にWendy’sに着くと看板には、Whereに対してのアンサーとも言うべき
『Here’s the Beef!』のキャッチコピーが!
さすがWendy’s憎い演出です。
そしてこのBurger KingのTシャツも時は同じく1984年!この年凄い。。一体何が笑
とにかくこの84年、BURGER WARSが確かに業界内で激化していたことが伺えます。
取り敢えずあからさまな2本のCMを見て下さい、
まず1984年のこちら。
1984年から2年後の86年のCM、実写でここまでいったかというCM。
さぁ。。。凄い時代ですよね。
しかしこのミリタリー調のデザイン、バーガーキングロゴの勲章に、退役軍人を表す『VETERAN』
バーガー戦争の退役軍人って。。
もうね、
こういうとこアメリカ最高だよって思います笑。
実は今はアカウント閉鎖しましたがInstagramでも昔このTシャツを一度紹介したことがありました、
画像はそのインスタの一部。
たまに亡き愛犬にも(嫌々ながらも)協力してもらってました。その節はありがとな。
企業もの以外に映画や音楽もののTシャツもあるのでまた何かに絡めてご紹介させて下さい。
最後までお付き合いありがとうございました!
昔の床屋さんの滅菌用キャビネット。
こんばんは。
今日は趣味と仕事の延長線で集めた物の中から、
なんだか手放せなくて現在に至るお気に入りの一点を紹介させて下さい。
部分的にかすれて何となく読める程度に残った『Sterilizer(滅菌器)』の文字。
恐らく今でもこれとは姿や仕組みは違うと思いますが床屋さんなどで使用しているところがあるはずです。
床屋さんといえばアメリカでは『Barber Shop』
このキャビネットを見た時、正にそんな古き良き海外のBarber Shopを連想しました。
観音開きで中央のハンドルを回して開閉します。
調べたところではハサミや剃刀などの器具の滅菌に使用する道具らしくこれは昭和初期くらいの品のようです。
Berber Shopは私のイメージで、本品が使用されていたのは恐らく日本でしょう。
私の品には日本語の表記は一切有りませんが、
同型で日本のメーカーさん?のロゴプレートが付いた物や観音開きじゃなく片側だけのものなど数種類見た事があるので年代によってなのか色々なタイプが作られたみたいです。
今は電気式が主流のようですが、
当時は熱湯の蒸気で滅菌していたとのこと。
その仕組みははっきり調べがつかなかったのですが、中の棚板が網になっている事からその網目を通り蒸気が全体に行き渡るようになっているんだと思います。
外側の素材は主に真鍮で4面ガラス張りです。
実は後ろのガラスの一部が購入時から少し割れていて前の所有者が紙テープで補修してるのですが、
これの良いところはガラスがはめ込み式なのでやろうと思えば交換も可能なところ。
私はその補修している感じもテープが焼けてたり雰囲気が良いのでそのままにしてますが、
今後交換するのも全然ありだと思っています。
棚板も取り外せるので(※写真も一段抜いた状態です。)ショップだったら棚板をガラス板とかに替えてアクセサリーや時計とかのディスプレイには最高だと思います。
と、言いながら私はと言うと現在宝の持ち腐れ状態😅
せっかく卓上に置ける小振りなキャビネットなのに床に置いてるし、入れてる物もそんなに考えていない。。
あ、でもこの小さな木のサルだけはぶら下げて正解だったと自画自賛してます。。
一度はこれが好きそうな知り合いが店を開いた時にお祝いであげようかとも考えたんですけどなんか手離せなかったんだよなぁ。
だから大事にしようと決めた品の中の一つです。
以前より時間も出来たし、もうちょっとこいつが映えるようなディスプレイをゆっくり考えようと思います😊
気になった方は国内及び海外のオークションサイト、または古道具屋さんなどをこまめにチェックしてるとたまに出てきます!
最後までありがとうございました。
世の中は不思議な出来事の連鎖。
過去のブログでも触れましたが、
共働きの私たち夫婦は幸運にも愛犬が亡くなった日に揃って休みで息をひきとる瞬間まで見届けることが出来ました。
愛犬がほぼ寝たきりになってからは特に意識してなるべくどちらかが家に居るようにお互いの休みをずらしていたので二人揃っての休日というのは確率としては低いもの。
休日の朝だったので今でも愛犬がその日まで頑張ってくれたのだと思っています。
他にも四十九日の時、自宅で写真に向かってお祈りして目を開けるとそれまでふっくらしていたクッションにクッキリ窪みが出来ていたんです。
それもちょうど愛犬のサイズ感と形状。。
驚いた妻が私に、
『今、凹ませた⁉︎』
と聞いた程です。
度々ブログの写真撮影でも使用してる人が座れるくらいのこのクッション。
※これは再現ですが、こうなってたのが・・
こんな感じに。※その時の写真ではありません。
その間に音などは感じませんでした。
ただ一つ言うなら目を閉じているのにパーッと眩しいくらい明るい光を感じました、私自身訳わかりませんが素直な記憶です。
元々、妻が新しく愛犬用に選んでいた物でしたが、
到着時には間に合わず実際に愛犬が乗ることはありませんでした。
だからきっと乗ってくれたんだねと私たちの中では解釈してます。
クッションの件は最近はありませんがその後も何度かそう思う事がありました。
音が聞こえたり、匂い、あと舐められた事も一度だけあります。
この内、匂いと舐められた時は自分が寝ているのか起きているのか曖昧な意識状態の時で、
愛犬の夢(?)を見て脇に手を入れ抱き抱え、生前よくじゃれていた時のなんでもないスタイルなんですが、
意識の中では亡くなった事は理解してるから私は凄く嬉しくて『遊びに来てくれたのか!?』
みたいなことを言って涙ぐんでいる。
でも笑っちゃうくらい愛犬がものすごい勢いでベロンベロン舐めてくるもんだから最後には笑って目覚めるんですけど😅
濡れてこそいないんですが、この抱き抱えた感覚、舌触り、匂い、鼻息に至るまでがあまりにもリアルな物で。。
下品な話になりますが一瞬妻を疑った程です笑。
もちろん隣で爆睡してたんで違いますが。
でも何にせよ嬉しかったんだよなぁ。
ただ今のところその一度きり。
私は小さい頃からそういう超常現象とか、スピリチュアルとかUFOとか、都市伝説に至るまで世の中の未だにはっきりと説明のつかない事がリアルにあると思ってるタイプです。
だからそういった事を引き寄せてしまうのも事実かも知れません。
結構そういったスピリチュアル系の世界では普通の話題になってますが『周波数』というものがあります。
年齢や経験を重ねた今、個人的にこれには凄く共感しています。
ざっくりいうと例えばさっきの愛犬のリアルな夢(?)の話も愛犬の住む死後の世界があり、そことの周波数が合致する事で繋がることが出来るということ。
霊感が強い方はその周波数が常に合っているか、
コントロールして合わせることが出来る人。
だからたまに一般の私に起こるような状況は恐らくなんらかのきっかけで一時的にそことの周波数が合うことで起こっているということ。
私はとある店で働いていますが、
ある期間狂ったように上で話したようなジャンルを検索しまくっていた時期があります。
恐らく自分自身の周波数がかなり偏ってそっち方面になっていたせいか、そのジャンルに携わる私なんかより実際にパワーや知識のある普段なら来ないような方々の来店が続きました。
引き寄せの法則と言われてますが、まさに自分が強く求める事、望むことで引き寄せられたんだと思います。
実際あまりに続いたんで、
まずあり得ないんですけど私が検索し過ぎたあまり危険人物としてマークされたのか!?と思ったほど笑。
正直その期間は少し怖かった。
全部書けば長くなるのでその中の一人は、
なんでも現在の風景と重なってその場所の歴史?(なのかは分かりませんが)が見えるという方。
例えば通勤時歩いていてふとビルに目を向けると明らかに現代の人間じゃ無い人々がなにかを建造している姿が見えたのだそう。
面白いのはそこを通る度にその工程がちゃんと進んでいたという点。
でも全ての場所に見えるわけじゃ無いし、それが何を意味していて、なんで自分に見せられているのかはご本人もわからないのだと言ってました。
でもたぶん絶対意味があるんだろうなという出来事ですよね。
私は大好物のネタですからなんの疑いも無く聞いていると、とても驚いた様子で『これまで誰に話しても真剣になど聞いてくれなかった、話せて嬉しい。』
と言ってくれました。
これだけ色々な事が明らかになったり現実でも色々ある現代なのにやっぱりまだまだ目で実際に見える事しか信じない人が多数なんだと感じました。
また、人より見える事で悩みを抱えてるんだなと。
私は無力でただそういった事に共感が出来るというだけで聞くことしか出来ませんでしたが、
『類は友を呼ぶ』とは正にでそうやって引き寄せあって理解し合える人や仲間と偶然では無く必然的に出会っていく連鎖が人生の楽しみの一つだと思う今日この頃です。
最後までありがとうございました。
一度しか行った事のないニューヨークが私に与えた物。
こんにちは。
これは単なる思い出話し。
私自身、若い時ですけど1年以上全く何もしていない時期がありました。
仕事を辞めた後だったんですが、
その頃もまだダンスをやっていて、音楽も聴きまくり、ミックステープや自作のビートを作ったりと、だいぶ深くヒップホップカルチャーにのめり込んでいた頃。
そんな自分にさせたカルチャーが生まれたニューヨークにどうしても行ってみたい!という気持ちが高まっていたのと、ちょうど仲の良かった友人がニューヨークに留学していて遊びに来れば?と言われていたタイミングが重なり一週間という短い時間ではありましたが念願のニューヨークに行く事になりました。
2002年の2月のことです。
2001年の『9.11』からまだ半年も経っていませんでしたが、私の目には既に普段通りの生活を取り戻している人々が多い印象に見えました。
私はこの旅行をするにあたって、事前に英語で使いそうなフレーズを丸暗記するといったことをしてみました。
単純に超心配性なんです😅
【ポイント10倍】POCKETALK(ポケトーク)携帯型通訳機 グローバル通信(2年)付き ホワイト W1PGW
今ならアプリとかポケトークとか便利な物もあるけど、その時は無かったし、一緒に行った友達にいいとこ見せたいという思いもあったと思う。
もちろん推奨されている短めのフレーズばかりなのでたいしたことは言えてないんだけど、
空港からタクシー乗る時とか、その中での運転手さんとの会話とか自分の言葉が確かに通じている嬉しさや高揚感はもしかしたら一瞬ニューヨークに来た!という事すら上回っていたかも知れません。
空港からタクシーで暫くすると遠くの方に夢にまで見たマンハッタンの巨大ビル群。。
『遂に来たんだ・・』
多分、ただならぬ私の感極まり振りが運転手さんにも伝わったんでしょう、
『ようこそ、ニューヨークへ。ありがとな、ニューヨークを好きでいてくれて。』
みたいなことを言ってくれたんです。
いや、あんたこそがニューヨークそのものだよ!
そう思いましたね。映画かよと。
スタートから心を鷲掴みにされた私は友人の住むハーレムの118stへ。
決して当時も治安が凄く悪い地区では無かったと思いますが到着が夜中だった事もあり、
運転手さんに最初住所を伝えたところ、
『本当に友達居るのか?』と確認されましたね😅
確かにその当時、夜中のそのエリアは独特の雰囲気を醸し出してました。
でもそこには私が見たかった、触れたかったニューヨークの姿がありました。
ひと気の無い真夜中の通りは真っ暗で、
デリや数件の飲食店の薄暗い電気が灯っている程度。
友人がアパートの窓から手を振って迎えてくれた。
少し会っていない内にだいぶ雰囲気が変わっている友人。
環境が人を育てると言うがそのスピードが違うように思えた。
部屋に入ると名盤Nasの『Stillmatic』を友人が流した。
まだ到着したばかり。大したものも目にしてないし体験もしていないのに、この空気感だからこの音楽が生まれたんだと即座に感じた。
当たり前なんですが凄くハマるんですヒップホップが。
とりあえずなんか買って久々の再会を祝おうということになったが、なんせ真夜中だし近所で済まそうという事で通りを挟んだすぐ向かいにあった小さい中華系のファーストフード店(なのかな?)に入る。
正直やってるのかやって無いのかわからない薄暗い照明、これから掃除をしたいのか、客に座らせたく無いのかわからないが小さいテーブル上に逆向きに置かれた椅子、鉄格子付きのカウンター越しの注文のやり取り。。
え!?これ映画のセットじゃないよな?
『でも求めてたニューヨークだ。』
内心少しバクバクなくせにそう思ったのを覚えている。
当時まだ喫煙していたのでアパートの真横にあったデリへタバコを買いに。
まずはIDチェックだ。
日本では大抵歳より上に見られていた自分も、
ここアメリカの地ではキッズ扱いらしい。
パスポートの写真を見ながら『Ha Ha Ha! 』と笑いながら店主がタバコを出してくれた。
今はもっとなのかも知れないけど、
当時の価格は日本円にして一箱約800円くらい。
たけぇーよ。。
そして翌日の朝食。
ベタベタに染まりたかった私はホットドッグとコーヒーで。言ってる今も恥ずかしいおのぼりさん。
でも忘れない味。
私がマンハッタンでまず衝撃を受けたのが何よりもビルの異常な高さだろう。
これはニューヨークに初めて行ったらだいたいの人が思うのでは無いでしょうか?
日本の高いビルのそれとはレベルや迫力が違うように思えました。
言い方あれですけど『ここが世界の中心だ!』と
その姿で納得せざるを得ない様な絶対的な存在がそこにはありました。
だから余計にツインタワーが存在する内にニューヨークを訪れる事が出来なかったことを悔やみました。
もちろん跡地にも行き更地となり、建設中の広大な敷地を眺めながらその時にそこで起きた惨事を想像してみるのですが、これはどうしてもリアルに想像する事は出来ませんでした。
周りの景色と起こった事のギャップが大きく現実味が無さ過ぎて。。
この時友人がニューヨークのクラブで知り合ったレスリーという黒人の男性に車で案内してくれるよう頼んでくれていた。
またこのレスリーが超いい奴で。。
なんで見知らぬウチらにここまでしてくれるんだ?
と聞くと、
『コイツ(私の友人)の大切な人達は俺も大切にしたい』と。
言えますか‼︎⁇
しかも端正な顔立ちに綺麗にツイストしたドレッドヘア、似合い過ぎなデニムのセットアップ、オマケになんの香水だよ!ってくらいやたら良い香りまでするもんだから男の我々でも惚れましたよ、ホント。
チャイナタウンで食事したり、当時売れまくっていたミッシー・エリオットを聴きながらブルックリンの方にドライブ行ったり、ヒップホップバイブルと言うべき映画の一つ『WILD STYLE』の撮影地、イーストリバーパークにも行って皆んなで踊ったりもした。
ワイルド・スタイル HDニューマスター 30周年記念スペシャル・エディション [DVD]
翌日の晩、一緒に行った友人は昼間の市内観光で力尽き爆睡。
私と現地の友人とでアパートを抜け出しクラブへ潜入。
まずはヒップホップ中心のクラブ。
音楽の楽しみ方、ダンスに国境は無いと改めて感じた瞬間、このままこの時間が終わらないでくれ!と心から思った初めての瞬間かも知れない。
M.O.P.というグループの『Ante Up』という今でも流れると大盛り上がりの曲があるのですが、
テンション最高潮の時に休ませないDJがとどめで差し込んできた。
もうフロアは大パニックだ。。
それぞれ独自の踊り方、楽しみ方、一見めちゃくちゃなんだけど物凄い一体感。。
終わる頃には知らない者同士抱き合ったりハイタッチしたり、お互いのノリの良さを讃え合うという日本でもよく目にする光景だが本場のそれはひと味もふた味も違った。
友人は少し驚いていた。
日本で見てたこれまでの私のイメージと違ったそうだ。
本来の私を見れた気がしたのと現地にここまですんなり溶け込んでいる姿が驚きとともに凄く嬉しかったらしい。
確かに私自身ニューヨークに居た時ずっと夢の中のような不思議な感覚に陥っていた。
もしかしたら前世でニューヨークにいた時があるのではないか?と思うほどに居心地が良かったのです。
その後別のクラブへ行き、そこで知り合った黒人の兄さんとバーに行き、またそのバーで知り合った人達(5人くらいかな?)とその二番目のクラブで知り合った兄さんの友達の家に行き。。
で、ここでちょっとしたトラブルになる。
明らかに様子がおかしいのだ、アパート2階の部屋に案内されるとお前はここ、お前はその辺りに、みたいに座らされた。見ると上半身裸の男と他数名の男達が居る。
バーから一緒に来たキースという男性が
『おい、何かおかしい。すぐに出るぞ!』
掛け声と共に私と友人、キース他3名は階段を駆け下りた。
クラブにいた男は何か大声で叫んでいたが何を言っていたかは分からなかった。
キースが言うには確かじゃ無いが銃のようなものが見えた気がすると言っていた。
クラブの男はノリが良くクラブからバーに向かう道でも私に『オマエ!フィーリングいいな!』とか言ってくれたり意気投合して凄くいい奴だったのに一瞬にして崩れてしまったのは残念でならない。
『度が過ぎた楽しみ方は危険と隣り合わせ』
という良い例だと反省している。
もしあの時私達に万一の事があったら、
ハーレムのアパートに残して来た友人は寝起きに訳わからなかっただろう笑。
ここまででたった2日間の出来事。
細かい会話や出会った人達、得たものなど記載しきれませんが、私はこの時を超える濃密な2日間はこれまでにありません。
今は気付けば1日があっという間に終わっている。
それも淡々とこなしている感じ。
私は自分があまり良く無い状態と思った時に、
自分が一番良かったと思える時を思い出して自分を奮い立たせる事がありますが、それがこのニューヨークでの日々ですね。
今でも友人やレスリー、キース、その時の全ての人達に感謝してます。
※トップの写真は当時ニューヨークで何度も飲んでいた『ブルックリン・ラガー』の栓抜き。
今は日本でもあちこちで飲めるし、
数年前からキリンビールがライセンス契約を結んで製造しているらしい。
もちろんスーパーでも場所によって売ってます。
ニューヨークに行かれる際には是非現地でも飲んで下さい!
ブルックリン ラガー びん [ ラガータイプ 日本 330ml×24本 ]
因みにこの『B』のロゴマークは『I ❤︎ NY』と同じミルトン・グレイザーによるもの。
Vera Neumannで蝶の標本風。
Vera Neumann (ベラ・ニューマン)
アメリカのテキスタイルデザイナーです。
主に1960〜70年代頃に活躍し、
ナプキン、ランチョンマット、タオル、ワンピースやスカーフ、食器類までかなり幅広いアイテムが存在します。
ご本人は1993年に亡くなられておりますが、
現在でもヴィンテージのVeraコレクターは世界中に沢山いらっしゃるようです。
近年では過去の作品から一部のデザインのみを使用した現行品の他、ブランドやショップとのコラボなどもしていたりと再注目されています。
日本でも、ヴィンテージ品を扱う雑貨屋さんや古着屋さんなどでも目にします。
私も気に入った柄を見つけるとついつい買ってしまっていたのですが、今回のはその中の一枚で、
企画としては『ティーマット』になるのかな?
本来はティータイムにちょっとしたお菓子を添える用途などで使用されるようですが、日本ではあまり馴染みの無い使用法。
かと言ってハンカチにも小さ過ぎるサイズ感や薄さ😅
でもなんかいつか使うかな?と思って15年くらい前に買ってそのまま眠っていた。
それから5年後くらいに今の奥さんと結婚前に数年同棲する事になるのだが、その頃だったと思う。
引越し先の廊下の壁が寂しいからなんか欲しいなぁ。。
そこでやっと5年の沈黙を破って採用されたのがこのティーマットでした😁
その当時のインテリア雑誌で、
昆虫の標本をインダストリアルな家具メインの部屋に上手く飾ってる方が居てそれが頭の何処かにあったのかも知れません。
妻も私も実物の昆虫はそんなに得意じゃ無いのですが、これなら布だし絵のタッチも色も可愛いから部屋にも馴染む気がしました。
実際Veraのナプキンやキッチンタオルなどはデザイン性の高さから額装して飾る方も多いんです。
妻が職場で良い感じの額を調達して来てくれて、
はめてみたらイメージ通りに仕上がってそれ以降お気に入りのコーナーになりました。
Veraの作品数は膨大で、相当分厚い作品集も出ています。
Vera Textiles: Add Color to Everyday Fashion
Vera: The Art and Life of an Icon
絵のタッチも様々でポップなものから水彩画のようなもの、幾何学的なデザインも有るし、思いっきり日本を意識したデザイン等も存在します。
知れば知るほど深みにはまるVeraの世界。
ふらっと入った店で偶然見つけたりすると結構テンション上がります。
うちの愛犬が生前ご飯の時に使用していたこちらのビニール製プレースマットもVeraのもの。
なんとなくご飯の時間が楽しくなるかな?と思って敷いていました。
気に入ってくれてたかはわからないけど、ビニール素材なので食べこぼした時もサッと拭けるし水洗いも出来るので実用面でも良かったと思います。
気になった方は是非検索してみて下さい!
ゴールデンウィーク5日目と令和を迎えて。
こんばんは。
皆様、令和初日いかがお過ごしでしょうか?
私自身の昭和から平成に変わった際の記憶は、
なんとなくニュースで小渕さんが色紙に書かれた『平成』を掲げてたなぁという程度で、
それ以上の何かを感じたとか、それを機に自分が何かを意識したとかは記憶にありません。
今回は、自分自身も共に歳を重ね成長してきた
『平成』という時代が終わるという事で、
平成最後の昨晩は3月くらいに自分が想像していた感じより感慨深いものがあった。
夜が明けてニュースでの天皇陛下の
『剣璽等承継の儀』
『即位後朝見の儀』
ある程度の年齢や経験、知識を重ねた今、
この映像の中で何が起こっているのか?
これから何が始まろうとしているのか?
という自分のフィルターを通してしっかり意識して見てみると、この日本という国の特殊性や皇室とい神聖な存在に改めて気付かされた。
最初に触れたいのですが、私はもしかしたら偏った見方や表現をするかもしれません。
出来る限り最初は物事を真ん中で見るように心掛けているつもりですが、自分の中の解釈や整理とともに考えが偏ります。
偏るというのは正解も不正解も無く、
何通りかの解釈がある中の一つというだけでどれを信じるのも自由。
でもこれからの令和という時代はそういったことがあらゆる場面で試されたり要求されたりする事がこれまで以上に増える気がしています。
今回、私が改めてその存在が気になったのが
『三種の神器』
たぶん『剣璽等承継の儀』を見ていた方は私と同じように気になった方も多いのではないでしょうか?
これは仮に真ん中の目で純粋な子供だったとしての私の意見ですが、こう言うでしょう。
『この三つの物は何処から来たの?』
『何で代々受け継がれてるの?』
『何故箱から出されないの?』
こんなところでしょうか。
でもこれ大人になった今の目でもそう思いませんでしたか?
番組でスタジオに戻り皇室に精通している方がコメントを振られ、
『実物は誰も見た事がない。』
というような事を言っていました。
私は先程偏った見方の話をしましたが、
この事から考える事に個人差はそこまで無いと感じるので書きます。
その理由として思い付くのは大きく分けてこの2つなのではないでしょうか。
1.実際にはそのような物は存在しない。
2.実物は有るが出せない理由がある。
もし私が『平成』を生きて来なかったら、
答えが『1』だった可能性もあるかも知れない。
でもその平成を生きて来て『令和』に切り替わったこの時代の私の答えは『2』以外に無い。
その理由に関しての考え方は枝分かれの様に個人差があると思うし正解はわかりませんが、
これからの『令和』の時代も映画や漫画、アニメ、書籍、個人が発信する情報媒体等、
様々な物が発信するメッセージを読み取っていく大切さを感じました。
正直なところ私自身の思いとしては、
『もう世に出しても良いのでは?どんなに凄いものでも受け入れる準備出来ているから!』
『世の中の人々は、もう色んな物見て、知って、十分免疫出来てるよ!信じてきた歴史がある日ちゃっかり変わっていたり、映画だってもう他に何かあるか?くらいかなりの事を伝えて来てる、それでもやっぱりまだ早いのですか?』
です。
でも、そこまで言っても
『そうです、まだ早いんです。』
が答えだから出ない事も理解してる。
これは何も『三種の神器』の事だけで無く、
世界中に存在する多くの『謎』に共通する。
平成も多くのこれまでの謎が明らかになったりしましたが、テクノロジーの超進化と共にこの令和でも多くの謎が明かされのではないかと今から楽しみです。
ゴールデンウィークの初日〜4日目までの個人的な感想は、連休前に書いたブログと裏腹に東京に人が居ないなぁ。。
え!電車めっちゃ空いてる。でした。
でも、令和初日の今日はこれまでの4日間にはあまり感じられ無かった人混みや町の活気を感じました。
私の行った町も映画館も大混雑!休日を楽しむ笑顔の方が多かったのが印象的でした。
令和に切り替わり、天皇陛下の御言葉にもあった『平和』を改めて意識するきっかけとなる1日だったと思います。
仕事、人間関係、世界情勢とか、
もう小さい世界でのイザコザじゃなくて地球には新たな驚異があるから、せめて同じ星に住む者同士仲良くなれないもんかね?
とか、例え想像の中でもたまに本気で考えてみると私の場合大抵の事柄がどうでも良くなってしまう。
大きな格差があったとしたって星単位で見たら箱は同じ、他の星から見たら大した差じゃない。
こんな文章も昔なら笑われたかも知れないけど、
とにかくそんな考えをまた呼び起こさせてくれた令和初日でした。
久々のブログ、画像も無い中最後までお付き合いありがとうございました。
つい買ってしまったので夜食にコレ食べて寝ます。
ゴールデンウィーク最大10連休は何が起こるのか。
明日からいよいよまさかの最大10連休のゴールデンウィークがスタートする。
果たしてこれが私達日本人の生活にどの様に作用し、狙いの一つでもあろう経済効果を本当にもたらすのか?
特に小売業やサービス業などの方々は働くからには是非とも盛り上がって欲しいというのが正直なところ、私もその一人です😅
なんせ初めての事なので予想が難しく、
両替え用のお札や小銭もどれくらいで足りるのか?商品ストックもどれくらい持つのか?
実際、間違いなく過去No.1の不安さえ感じる程のストックが店内とストックルームを埋め尽くした。
ここ数日はそれらの入荷が続き本番を前にして謎の達成感がある程だ。
勿論、他の様々な職種の方々も大型連休に伴う仕事の整理にかなり追われたはず。
明日からお休みの方々にはまずはお疲れ様と言いたい。
明日から仕事の方々はともに頑張りましょう!
5月1日には元号も平成から『令和』に変わる。
そんな意味でも記憶に残る特別な連休になりそうですね。
私も5月1日は休めそうだから、
前の晩には自宅でひっそり『サヨナラ平成』しようと思う。
更に来年はオリンピックイヤーだ。
まだ実感が無いけど、東京にこれまでに無い程の人々が押し寄せるのだろうという若干の楽しみと、今回の連休同様に仕事上での覚悟はしている。
昨日ニュースを見ていたら連休の過ごし方で、
『自宅でのんびり』が70%だった。
勿論、10日間ずっと家って訳は無いので、
地元、もしくは近隣の町で過ごすと想定すると天気さえ良ければ普段より町に人が溢れるのは想像がつく。
そう考えるとオリンピック開催期間時を見越した混雑時の人の流れなどのデータ収集の目的も少しあるのかな?
実際オリンピックと絡めて日本を観光する人々も居ると想定すると全国規模で一時的なキャパオーバーが予想される。
でも私含め小売業、サービス業ならこれはどんなに困難でも嬉しい悲鳴と捉えたい。
まずは初日を楽しみたいと思います。
皆様良いお仕事と休日を!
今日は犬もインテリアも関係無い内容になりましたが一枚😅